FIXERブログをご覧頂きありがとうございます。
本日は
FIXERオススメのMUSICを
ご紹介いたします。
FIXER店舗では毎日様々な音楽を流しています。
その中でオススメしたい、聞いてみて頂きたいアルバムや曲を
これから少しづつブログにてご紹介していけたらと思います^^
今回ご紹介するのはこちら！！！
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)
To Pimp A Butterfly
2015年3月15日発売のケンドリック・ラマー3枚目のアルバムです。
アルバム内容に関しては後ほどご紹介するとして
まずはKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)についてご紹介。
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)
カリフォルニア州コンプトン出身のラッパー、ソングライターです。
10代の頃より音楽活動を始め、地元で注目を集める。
2010年/ インディーズデビュー。
1stアルバム”Section.80″をリリース。
2012年/ メジャーデビュー。
2stアルバム“Good Kid, M.A.A.D City”をリリース。
この2枚目のアルバム“Good Kid, M.A.A.D City”がサウンド・歌詞、共に高い評価を受け、かつ商業面でも大成功を収めます。
この時点で彼は一気にスターダムにのし上がるわけですが、
今回ご紹介の”To Pimp A Butterfly”のリリースを機に評価は更に高まります。
2015年/ 3stアルバム”To Pimp A Butterfly”をリリース
米雑誌のローリングストーン誌が選んだ
“歴代最高のアルバム500選(2020年版)”では19位にランクイン。
グラミー賞では11部門にノミネートされるという偉業を成し遂げ、
歴史に名を残すヒップホップの超名盤となりました。
そして2021年、現在はヒップホップのキングとして
ヒップホップシーンをリードし続けています。
そんなキングに成り上がったキッカケのアルバム
“To Pimp A Butterfly”についてご紹介。
内容は全16曲、時間にして78分51秒。
政治的批判・ギャングスタな部分から
自暴自棄な弱さなどを詩的に表現しています。
解釈や説明をすると、とてつもなく長くなるので
気になる方はぜひ突っ込んで和訳歌詞調べてみてください^^
音楽性としてはヒップホップに
ジャズ・ファンク・ソウル・スポークンワード(語るような歌い方)
の要素を取り入れています。
特にジャズシーンの重鎮を多数プロダクション・パートナーに迎えており、強靭なグルーヴが生まれています。
ジャズと聞くと難しそうに感じますが
オシャレに聞こえ、ノリやすいので
音楽知識がなくても聞きやすいと思います^^
そしてなんといってもこのアルバムの目玉はラストの1曲。
“Mortal Man”
黒人の”キング”であり”リーダー”となる自分が、もし過ちを犯してしまったり、
今後自身からネガティブな疑惑が出たりしたときも、
「最後まで俺のことを信じてくれるか？」と世の中に問いかけるこの曲。
その後、急に伝説のラッパーとの疑似インタビューが始まります。
2Pac
(トゥーパック)
90年代を代表するヒップホップラッパー。
数多のヒットソングを生んだが1996年に射殺されました。
ケンドリック・ラマーも２Pacのことをリスペクトしており
2Pac生前既存の音声を使用し、自分の言葉を挟むことによって
擬似的に会話しているように仕立てました。
死後20年経ち、伝説のラッパーと現代のラップキングが
インタビュー形式で会話をしていくのです。
そして最後はケンドリック・ラマーの質問に答えることなく
２Pacは姿を消し、動揺した彼の声が響いて終わる、、、
という彼の葛藤はこれからもまだ続くことを表しています。
これがアルバムのラストの余韻となっているんです。
1枚のアルバムで1つのストーリーがあるわけではありませんが
1曲1曲に絶妙に言葉での繋がりがあります。
ぜひアルバムで通して聴いて頂きたいです^^
往年の音楽ファンはもちろん
音楽知識の無い方でも
堅くならずに楽しんで聞いて頂けると思います。
お時間ある時にぜひ聴いてみてください^^
皆様のご来店・ご利用お待ちしております。
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